誰でもポジティブな気持ちもネガティブな気持ちもあるのは当然で、気持ちの切り替えが完璧にできる人は多くありません。ネガティブな気持ちを引きずっていると早く切り替えなければと焦りを感じることも。
脳が休まらずイライラする
嫌な気持ちを持ち続けると体を休めても頭でぐるぐると考えてしまい脳が疲れます。
休みの日に横になっても頭がうっきりしないのは脳がずっと思考を続けていることが原因かもしれません。
体だけでなく脳を休めるのも、生きるうえでは大切なこと。イライラや気分の落ち込みが長引くと脳の疲れはなかなか取れなくなってしまいます。
感情のバランスが崩れると、やがて自分の行動にも悪影響がでてきます。
感情を引きずることによって、普段の自分とは違ったふるまいをしてしまうことも。
生活リズムが崩れたり思わず口走ったひと言のせいで人間関係がこじれたりと、日常生活に支障が出てしまう恐れもあります。
気持ちの切り替えがうまくいかない状況が長引くと行動だけでなく体に不調がでる場合も。さらに体調の悪さから気持ちの落ち込みが激しくなるなど、心と体が互いに影響し合って悪循環を引き起こすことも考えられます。
長引きやすいいやな気持ちのうち、代表的なものは怒りや悲しみの2つ。実はこの2つの感情にはそれぞれ適した切り替え方のコツがあります。
ネガティブな気持ちとうまく付き合う為、知っておきたい対処法があります。
怒りはヒートアップするのを避ける
怒りの感情が鎮まらないと人に強く当たってしまったり、自分を傷つけたりと人間関係や日常生活に影響が出るケースがあります。
怒り方のレパートリーを増やす
何が嫌だったのかをこえを荒げず伝えてみてはいかがでしょうか。適切な怒り方をすれば人間関係を崩さず状況が改善する可能性も高くなります。
悲しみからは距離えおとって切り替える
マイナスな思考ばかりがぐるぐるとめぐりやすいので、負のスパイラルを止める行動をしてみましょう。
悲しみを長引かせる行動を控える
上手く切り替えるには、悲しみを長引かせる行動に自分で気づき、控えることが第一歩となります。
今すぐできる気持ちの切り替え方は
自分の気持ちに気付く
自分が抱えているいやな気持ちについて細かく分解して考え、奥底にある本当の感情にきづくことから始めてみましょう。
気持ちに気付けるようになると、多くの人は自然と感情をコントロールできるようになっていきます。
体を動かす
気持ちが落ち込んでいる時は、何事も億劫に感じてしまうのですが、面倒だと感じながらも体を動かすと頭がからっぽになってよい気分転換になるでしょう。